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7日間のホームレス生活 (3日目後半)

・歩いている途中、目がグルグル回り、倒れそうになる。水を飲んでも直らないので安い自動販売機で500mlのコーラを110円で買う。体の隅々まで糖分が染み渡る感じがした。しかし、まだダルイ。決め事(炊き出しまでは食べない)をはじめて破り食パンを1枚。体が楽になる。しかも、美味しい。顔がニヤけて仕方がなかった。通りすがりの人にジロジロ見られるがそんなコトはどうでもよくなっていた。

・炊き出し近くの公園で一休み。予定より30分早くついた。

・昨日、話しかけたホームレスのオジサンの荷物(本ダシの大きな発泡スチロールが目印)があるのでその場所で待っているとおじさんが来た。

・おじさんはコンビニで買ったおかずとサンドイッチを食べていた。結構収入があるみたいだ。どおりで炊き出しに行っていない訳だ。今日のおじさんの服装はピンクの綺麗なシャツにチノのハーブパンツでなかなか決まっている。こざっぱりした感じだ。

・先ほどの綺麗な公園より、このホームレスで溢れる公園が落ち着くようになっている自分に気付いた。知り合いの人(炊き出しを教えてくれるホームレスのオジサン)がいるということはその場所を好きにすると再認識する

・おじさんに炊き出しの詳しい情報を聞き出発!!!

・二時間前なのにもう100人ぐらいのホームレスが並んでいる。1番だと思ったのに…

・2時間やる事がないので1週間の炊き出し場所を地図で探し印をつけると新しい発見があった。それは炊き出し場所とホームレスの居場所(多く存在している場所)が一致していること。

・外国新観光客がホームレスの目の前(僕も含む)を通って何か話している。ジャパニーズナニナニとか言っているが全くわからない。

・この2時間という時間を他のホームレス達は仲のいいホームレスと話したり、新聞を読んだり、ラジオを聴いたりしている。ラジオを持っているホームレスは持っていないホームレスに聞こえるようにわざと大音量でかけている。思いやりだ。けどそれは一般人からするとただの変な人としかうつらない。
悲しいことだ・・・

・僕の前に100人ぐらいの列があるがそのほかにも多くのダンボールが置いてある。それは順番を取るための身代わりらしい。とても面白い。
ホームレス1



・最後尾に並んでいたら「これが最後尾?」と50歳代の男のホームレスに話しかけられる。「そうですよ」と答えるとその人は笑いながら「メシくわねーとな!」と返した。いい人そうだ。話しかけよう。

・その人と炊き出しまで話す。

・その人の後ろに2組のホームレスが並ぶ。その人たちも一緒に話す。そこには4人の輪が出来ていた。

・「上野へは何があっても住むな。」「ただ働きさせられるよ」「山野の施設には行ったか?」「行ってないなら紹介するぞ?」「一緒に行こう」「若いのに大変だな・・」「どこから来た?」など様々なことを話した。

・僕は「千住から着ました(寝泊りしているところが千住だから)」「初めて間もないので施設はまだいいです。」「近くに住む友達や親戚をあたってみます」などと答えた。ウソをつくのは心が痛い。親切なだけに・・・。けど学生だとばれると厄介なことになる。なぜなら、僕が炊き出しをもらうということは、僕の代わりに一人、炊き出しがもらえない人がいるということ。ホームレス達は思いやりが強いので追い出される。貴重な話が聞けなくなるといったことになる。だから学生ということは隠す。僕のせいで炊き出しがもらえなかった方、本当にすいませんでした。

・一時間がたちホームレスの列は200mになる。(地図より)もし一般客がこの場に迷い込んだら、相当気まずいだろう。

・色々なホームレスと炊き出しの情報交換をした。あと、今までのホームレス体験も聞いた。目の前で仲間のホームレスが殺される話。日雇いの仕事を取り仕切る人が怖い方に変わり、毎日、安い給料で重労働をさせられたため、横浜から逃げた来たという話などした。

・アディダスのTシャツを着たホームレスが。僕もアディダスなのでホームレスにアディダスはありだと知り安心する。靴のリーボックもありだった。

・ホームレスはみんなポイ捨てが大好きだ。

・隅田川の周辺を巡回する警察官がいるという。その警察官は小屋を立てているホームレスには何も言わないが、ダンボールや寝袋で寝ているホームレスは追い出すのだという。早い段階(小屋を建てていないホームレスはホームレスになって日が浅い人が多い)からホームレスにならないように潰しておこうという考えらしい。「だから、俺達大変だな。」と4人で話す。すっかり自分がホームレスになっていると気づく。

・こんだけホームレスが集まると少し臭う
ホームレス2



・九官鳥は車の音や電車の音など何でも覚えるらしい。昔、ホームレスをしながら飼っていたから知っていると横のホームレスが話す。

・やはり宿泊施設に入るのは大変らしい。「生まれから何から全部聞かれて、アレで入れる人などいるのか?」と言っている。

・休日は炊き出しが休みらしい。ホームレスにとってこれからの二回連続、月曜休みの休日はこたえるだろう。

・「信号待ちしていたらババァが自転車で突っ込んできて倒れて頭打ってなかなか起き上がってこなくてたまげた」と酔ったホームレスが隣のホームレスに3回同じ事を話していた。言われたほうのホームレスも三回とも同じリアクションを取っていた。酔うと何回もおなじ話をするようだ。

・川沿いにいっぱいカニがいて突いて遊ぶホームレス。可愛い。

・僕を含める4人のホームレス仲間で、そのカニ茹でたら食べられるんじゃねーか?という話で大いに盛り上がる。

・キリスト教の炊き出しは、炊き出しをもらう前に1時間お祈りがあるから面倒だと話すホームレス。また、教会からもらった靴(教会は衣類や靴も提供しているらしい)は安物ですぐ壊れると愚痴をこぼす。貰うのが当たり前になっていて少し欲が出てきているようだ。

・東京は日雇い労働で1日、5800円ぐらい貰えるのに対し、横浜は8000円くれるから東京では働きたくないという。けど、東京は炊き出しが多くて、食いっぱぐれる事がないからという理由で集まってくるらしい。しかし、食べていけるだけに働かないホームレスも多い。救っているのか、救っていないのか分からなくなる。

・列に割り込むホームレス

・水上バスから小学生が100人ぐらいで「ホームレスさんこんにちはーーー!!」と手を振っている。返すホームレスもいるが、先生は何をしているのか?この世の中はどうなっているのか?

・小屋を建てていないホームレスは何をするにも荷物を持って移動しなくてはいけないので大変だ

・炊き出しが始まった。92番だった。
ホームレス3



・ふりかけご飯に梅干と海苔がのったものだった。みんなその場で食べていた。僕は持ち帰る

・隅田川沿いを30分くらい歩き、いつも寝泊りしている場所に。到着していつもの場所に陣取る。今日は他のホームレスはいない。まだ18時だからか。寝袋を敷き弁当を食べる。最近はパンしか食べていなかったのでとても美味しい。

・この時間になってもまだ頭が痛い。寝よう。

・吉田拓郎を聞きながら寝ることに。この時代の音楽はいい。普段では雑音としか聞こえない車の音や人の声が音楽をより良くする。音楽的な事はわからないが何かいい。

・朝夕は冷えてきた。秋のにおいがする。秋が好きな僕は何かワクワクする。でもホームレスにとっては厳しい季節の始まり

・トイレをすまし、本格的に寝ることに。

・それにしても今日の炊き出しは良かった。ご飯は食べられるし、情報は貰えるし、話は出来るし。でも炊き出しもらえなかった方、申し訳ない。

・炊き出しに集まる人は、今から食べられるという気持ちでくるので、よく話すし温かい。

・それでは寝ます
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